私の母は、我が家の斜め前にある私の実家に一人住まいをしている。
父が他界してから20年、一人暮らしだ。
骨粗鬆症で手首、肘、大腿骨と何度も骨折を経験し
がんにも2回かかったが
見事に復活してきて今年93歳になる。
半月ほど前、近所で転倒してしまった。
その時、体の右側で着地したようで、
顔や肩、膝、いずれも右側にあざを作ってしまった。
骨が折れなかったのは不幸中の幸い。
起き上がって歩けたので、用事を済ませて帰宅した。
その後、1週間は問題なく歩けたのだが、
1週間経った頃から膝が痛くなってしまった。
翌日、近くの病院で診てもらったところ、
「骨は折れていない。
この1週間はがんばって
体のバランスをとってきたが、
そのバランスが少々崩れて
痛みがでたのではないか。
1〜2週間すればよくなるのでは」
とのことだった。
まずは、一安心。
しかし、母は膝が痛くて思うように足が前に出ない。
杖をついてようやっと1歩前に進む姿が本当に痛々しい。。。
そんなわけでこのところ毎日、2〜3回、
様子を見に行き、おかずを差し入れたり、
買い物などの用を足したりしている。
前置きが長くなったが、
母と話をする中で、
「自分でできるから、あとでやるから大丈夫」
「ご飯も自分で用意できるから」
というセリフが頻繁に飛び出す。
そんなこと、気にせずにどんどん頼んでくれてよいのに・・・
娘(私)に遠慮することないのに・・・
と私は思うんだけど
母は
負担かけちゃいけない
迷惑かけちゃいけない
自分でできることはしなくちゃ
と思っているのがありありとわかる。
そう思った、その瞬間
あ、この考え方、私にもあるー!
母から引き継いでいる!!
と気づいた。
母も私も
人にお願いしたり、頼ったり、
そういうのが不得手なんだな
ってわかったのでした。
もっと人を頼っていいんだーー
気づかせてくれてありがとう
もっと頼ってくれていいんだよ
今はしっかり食べて
おおらかな気持ちで
焦らずに歩く練習していこうね
遠慮せずに頼めばいいのに
迷惑でも負担でもないのに
って人のことはわかる
でも自分が頼る立場になると
自分でできることはやらなきゃ
こんなこと頼んだら負担になる
って考えちゃうんだよね
人を借りて気づけるってことを
実感したのでした
