PDSAとは
一般的には、企業の改善活動での手法としてPDCA(Plan, Do, Check, Action)のサイクルが用いられています。ご存じの方も多いことと思います。私がコーチングを学んでいるネクストコーチングスクール(メンタルコーチ・コーチ育成コンサルタントの一条佳代先生が主宰)では、Check をStudyに置き換えて、PDSAといっています。
「Check」では、ともすると、できた/できなかった という結果だけに注目しがちですが、これを「Study」とすることによって日々の行動の結果やプロセスについて考えるという姿勢がより明確です。(私の解釈です)
ネクストコーチングスクールの「人気コーチ養成講座」では、PDSAを毎日報告するFacebookグループがあり、受講生(このグループへの参加は任意)は毎日のPDSAをこのグループに投稿しているのです。
PDSAは「なりたい自分」になるためにも使える
2025年8月27日、ネクストコーチングスクールの人気コーチ養成講座では井上裕之先生を特別講師としてお招きして特別セミナーが開催されました。井上先生は本業が歯科医師でありながら、自己啓発などの分野で著書を90冊も(!)出していらっしゃる超人!です。大変興味深いお話をたくさん聞くことができました。
中でも印象深かったのは「人生はすべてPDCA」というひとこと。そうか、井上先生の偉業も日々のPDCAの結果なんだ!と。
そう考えてみると、たしかにPDSA(PDCA)は、セルフコーチングのようなもの。コーチングは、ゴールと現在地を把握して、ゴールに向かって次の1歩を促します。
- Plan:なりたい自分になるための今日の行動計画
- Do:実際にやったこと
- Study:PとDから気づき・学び・感想・改善点などを振り返る
- Action:明日の行動計画
かくいう私、会社員時代には、業務改善のためのPDCAサイクルにはあまり熱心ではありませんでした。ですが、ネクストコーチングスクールの「人気コーチ養成講座」でのPDSAは結構続いています(自分でいうのも何ですが)。
私でもPDSAが続いている理由
ネクストコーチングスクールの「人気コーチ養成講座」の毎日のPDSA、このズボラな私がどうして継続できているのか?考えてみました。
シンプルで気軽!
- 大前提として、一条佳代先生とのコーチングセッションでとゴール(なりたい自分)をキッチリ設定できている。ゴールが明確。
- 日々のPDSAなので、PにしろDにしろ、ひとつひとつのタスクが小さい。できたかどうかも判断が簡単。
- 毎日のことだから習慣化しやすい。
- 同じ志をもつ仲間がいて、彼らのガンバリに刺激や勇気をもらえる。
- 佳代先生から超いいねのハートマークをもらえる!
ジャッジしない&されない!
PDSAに限ったことではないのですが、コーチングでは「ジャッジ」されないのです。だから、PDSAでも何かができなかったとしても、それに対してのジャッジはなし。コーチングは、安心・安全の場。だから自分を良く見せようとか、いい人を演じるとか、そういう心配なしに自分を見つめることができるのです。
いかがでしたか? コーチングってホント、素晴らしい。究極のコミュニケーションで心の安寧が手に入り、自分を成長させることができるのです。