潜在意識のキープ機能とは?

潜在意識のキープ機能とは? 潜在意識

今日はネクストコーチングスクール「人気コーチ養成講座」の速週講座に参加しました。講座のテーマは「(潜在意識の)キープ機能が入った時の戻り方」。この場では講座で教わったことを書くわけではありませんが、まずは潜在意識とは何か、その特徴のひとつ、「キープ機能」についてまとめてお知らせします。

潜在意識とは

まず最初に、意識について。意識には、「顕在意識」と「潜在意識」の2種類があります。(顕在意識を「意識」、潜在意識を「無意識」ということもある) 

顕在意識は、普段、私たちが今ある状態や周囲の状況などを認識している意識で、自分の意志で動かせるもの。手を動かして必要な物を掴んだり、足を動かして行きたいところへ移動したりするのは顕在意識の下で行われています。

それに対して潜在意識は、自分の意志では動かせない意識。例えば心拍、血圧、血糖値、体温のような内臓の働きや知覚、感情などです。起きている時も眠っている時も心臓が動いているのは潜在意識がコントロールしているから。あなたが意識して「心臓を動したり、止めたりする」わけではありませんよね?体温もある一定範囲に保たれている。これらは潜在意識の下で無意識のうちにコントロールされています。

ここで覚えておいてほしいのは、顕在意識と潜在意識の割合です。2つの意識を合わせた中で、顕在意識の割合は1割以下、潜在意識が残りの9割以上を占めているのです。無意識ゆえに潜在意識の働きを自覚することはありませんが、私たちの意識は、潜在意識(無意識)が圧倒的な影響力を持っているのです。

ちょっと驚きませんか? 私たちは毎日、いろいろなことを考えて、判断して、と顕在意識をフル回転させていますが、それは全意識のわずか1割以下とは! そう考えると、残りの9割以上を占める潜在意識をうまく使いこなせたら、スゴイことができそう!!ですよね? 

それでは潜在意識についてみていきましょう。

潜在意識

潜在意識の目的は生き延びること

あなたの潜在意識の最大の目的は、あなたの命を守ること。あなたが生き延びるために潜在意識は全力を尽くしている。心臓の動き、血糖値のコントロール、免疫の仕組み、体温調整、体の中の水分量の管理など、どれをとっても命を守るために必要なことです。ですから潜在意識は、生存本能を司っているといえます。

キープ機能とは

潜在意識は、変化を嫌い、現状維持を好むという大きな特徴があります。コーチングを学ぶ私たちは、これを「キープ機能」と呼んでいます。

ダイエットやエクササイズなど、何か新しいことを始めても、3日もたてば忘れてしまう、いわゆる3日坊主。これは、潜在意識のキープ機能のなせる技。潜在意識のキープ機能が変化を嫌うから、何かと理由をつけて新しい挑戦や習慣作りをやめさせようとしているのです。キープ機能の指令をうけると、顕在意識の思考を担当する脳の部位が新しいことをやめる理由を探し出してくる。「甘いものもこれくらいならいいだろう」とか「今日はもう疲れた、明日も早いからエクササイズはパスして早く寝よう」などと囁きかけて、挑戦をやめさせようとするのです。なので安心してください。3日坊主はあなたの性格がだらしないからではありません。潜在意識の仕組みによるものなのです。

キープ機能はどのようにして備わったのか

先に述べた通り、キープ機能の目的はあなたを守る、生き延びさせるため。私たちの遠い先祖、原始人が太古の昔から現在に至るまで生き延びることができたのは、キープ機能が危険から守ってくれたからです。

そもそも動物としてのヒトは非力で弱い。ライオンや虎、熊などの猛獣と1対1では到底かないません。それで集団生活をして、見張り、狩猟、木の実や薪集め、住まい作り、弓矢や衣類の作成などの役割を分担をすることで生き延びてきました。

きっと食料が足りなくなったり、外敵に襲われたり、といろいろな苦難に襲われたことでしょう。私たちの先祖、原始人たちは、よりよい住処を探し、より強い武器を作り、食料の保存方法を編み出したことでしょう。一方で、数々の失敗もあったことでしょう。 そんなアレコレを乗り越えて、生き残った人たちが私たちのご先祖さまなのです。

例えば、食物の豊富な、住みやすそうな草原を見つけたとします。そんな時、どう判断したでしょうか?

「すぐにもその草原に移り住んで豊富な食べ物をお腹いっぱい食べたい」という積極的に引越した部族もいれば、「見た目は住みやすそうだが、本当に安全だろうか?草原では外的から隠れるところもない」と少ない食料を分け合いながら今のすみかに止まる部族もいたでしょう。

魅力的な草原に引越しした部族は、豊富な食料にありつけたものの、豊富な食料を狙って他の動物たちも集まってきて、獣に襲われて命を落とすということもあったでしょう。引越しをしなかった部族も、食料が底をついて皆、餓死してしまったかもしれません。 そんないろいろなリスクを回避して生き残った部族の末裔が現在の人類なのでしょう。

今、私たちの潜在意識に「変化を嫌い、現状維持を好む」という特徴があることから考えると、どうやら「今、生きている、生き延びてきている」のだからあえて危険を冒すことはない。現状を維持しよう」とする部族の方が多く生き残ったのではないでしょうか。その部族の遺伝子には、変化を嫌い現状を維持する考え方が刻み込まれている。 新しいことに挑戦する遺伝子を持った部族は危険に晒されることが多くてその結果滅びてしまったのでは。 大筋はこんなことなのだと思います。現状維持を好むキープ機能がなかったら、私たちは今、この世に生きていなかったのではないでしょうか。

現代に生きる我々が成長するには?

現在は太古の昔とは状況がかなり異なります。少なくとも現代の日本に住んでいる私たちには、猛獣に襲われるというリスクや食料が足りなくて餓死するリスクはかなり低くなっています。

一方で、私たちは、成長したい、理想の自分に変わりたい、という思いをもっています。成長は変化なので、キープ機能は、成長に対して否定的です。でもキープ機能に従っていたら成長することができなくなってしまいます。 さて、キープ機能とどのようにつきあっていったらよいのでしょうか?

変化することが当たり前の現状だと潜在意識に認識させる。それしかありません。

「日々、少しづつ変化する」その状態を「現状」にするのです。「毎日、小さな変化がある」のが現状だと。

急激な大きな変化は御法度です。大きな変化に対してキープ機能は激しく抵抗してきます。大きな事故や怪我などにもつながりかねません。

あくまでも小さな変化を積み重ねて、潜在意識に「ちいさな変化は大丈夫だよ」といいきかせていく。それが大事なのです。

まとめ

- 潜在意識:健在意識の割合は9:1 
- 潜在意識の最大の目的は私たちの命を守ること
- 潜在意識には変化を嫌い、現状維持をさせようとするキープ機能がある
- 成長することは変化することが必要
- キープ機能に成長を阻止させないためには、
 毎日、少しづつ変化していくことが現状だ、とわからせる

ぜひ、お試しください!

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